会社に勤めていると付き物なのが異動。
春先の人事異動の時期になってくると配属先が変わり、別の部署へ異動するケースってよくありますよね。
これは、サラリーマンなら仕方ないことですが、異動先によっては合わない部署に回されたり、パワハラ上司のもとに異動になったり、異動が原因で辞めたくなる場合があります。
実際、僕の同期と先輩は異動が原因で辞めていったので、異動が原因となって辞めるケースは少なくないです。
この記事では異動が原因で辞めたい場合、その原因と本当に辞めて良いのか調べてみました。
この記事がオススメな人
- 異動で行きたくない部署に決まり辞めたいと思っているあなた
- 異動先でうまく行かず辞めたいと思ってあるあなた
- 異動の希望が叶わなかったあなた
目次
異動が原因で辞めたいと思う3つの理由
①仕事内容が合わない
1つ目は異動をすると仕事内容が変わりますが、異動先での仕事が合わない場合です。
例えば、今まで事務職だったのに営業職に異動になり、慣れない対人系の仕事が合わない場合などです
部署移動によって今まで頑張ってきた仕事のスキルがリセットされ、合わない仕事に向き合わなければならないとなると、
精神的な抵抗感や上手く仕事ができず自身を失ってしまい、辞めたくなってしまいます。
②人間関係が合わない
2つ目は異動先の人間関係が合わないパターンです。
今までの人間関係が良くても、異動先での人間関係が悪く辞めたくなってしまう場合です。
例えば、異動先の上司や先輩がパワハラをしてきたり、教えてもらいづらい環境にあると、仕事自体がストレスとなり辞めたくなってしまいます。
異動先でこれから数年、一緒に仕事をしていく人がどうしても合わないと、会社に行きたくなくなってしまいますよね。
③希望の部署に異動できなかった
3つ目は希望の部署に異動できなかった場合です。
今の会社にずっとやりたい事があって入社し、やりたい事ができる部署に異動願や希望を出していたにも関わらず、部署異動が叶わず、心が折れてしまうパターンです。
この場合、仕事に対するモチベーションが高く、やりたい事のために入社後、ずっと我慢してきたのに、我慢の限界をとうとう迎えてしまい、他の会社に転職した方が良いのでは?と考えるようになってきます。
※まだ慣れていないだけなら辞めない方が良いかも
仕事になれておらず、仕事に対してモチベーションが上がらなかったり、仕事が上手くいっていない場合、仕事を辞めるのはまだ早いです。
異動したばかりの時はまだ、仕事が完全にできる状態ではなかったり、今仕事が上手くいかないのは、
単純に仕事に慣れていないだけのケースもあるため 慣れたと思えるくらいまで仕事を続けてみてから、辞めたいと思う原因を探った方が良いです。
仕事に慣れていない状況で、退職や転職を検討すると、なぜ会社を辞めたいのか原因を明確に把握できず辞めてしまう事になり、
後で後悔をする可能性もあるので、もう少しだけ様子を見てはどうでしょうか。
20代が仕事を辞めても良い3パターン
①仕事が明らかに合っていない・モチベーションが上がらない
1つ目は仕事が合わずにモチベーションが下がったままだったり、仕事が明らかに合わないことが分かっている場合です。
例えば、経理などの事務系の仕事が得意で、対人の仕事は苦手なのに、人食いな営業や販売などの仕事に異動になってしまい、自分の長所を活かせず、仕事が苦痛になってしまう場合です。
やはり人間には得意・不得意がある為、不得意な分野の仕事を克服するのは難しいですし、何より仕事のモチベーションが下がってしまいます。
合わない仕事を続けていると精神的にもキツイですし、自信も失ってしまいます。またあなたのキャリアの形成にも遠回りになるので、
異動先の仕事が明らかに合っていない・頑張っても仕事が上手くできないのであれば、辞めても大丈夫です。
あなたに合った他の仕事をした方が自分のスキルも伸ばしていけますし、働きやすくなるため、あなたのキャリアに大きくプラスになります。
②上司と合わない
2つ目は上司や先輩・同僚と合わないケースです。
人間なので、仕事をしていく中で相性が合う・合わないはもちろんありますが、頑張ってこちらから歩み寄っているのに、仕事を教えてもらえなかったり、
パワハラやセクハラをしてくるような人間的にアウトな上司・先輩の元に異動になってしまった場合、あなたの力だけでは他人を変える事はできないので、辞めても大丈夫です。
人事に相談するなどして再度異動できれば解決できると思いますが、そのような事がそもそもできなかったり、次の異動まで時間がかかる場合は辞めてしまっても大丈夫です。
なぜなら、次の異動までにあなたが耐えられず病気になったり、仕事に対する意欲が落ち切ってしまう可能性があるからです。
パワハラ・セクハラ上司など人間性に何か問題がある上司の元に居たり、先輩や同僚と合わな過ぎれば、精神を病んだり、あなたが本来発揮できる能力も発揮できないままになってしまう可能性があります。
努力したのに上司や先輩などと合わずに悩んでいる場合、再度異動するか辞めて転職した方が、精神面やキャリ形成において効率的です。
③やりたい事ができない
3つ目はやりたい事ができないケースです。
せっかくやりたい事があって入社にも関わらず、いつまで経っても希望の部署に異動できなかったり、
やりたい仕事をしていたのに、急に他の部署に異動になってしまい、あなたのやりたい仕事ができない場合、転職で解決する可能性が十分にあります。
大企業などだと顕著ですが、複数の部署で経験を何年も積んでから希望の部署へ配属になったりする場合、いっそ転職した方が余計な手間も省け希望の仕事に就けるため効率的です。
特に20代や第二新卒であれば、未経験から挑戦できる仕事も多く、やりたい事が今できないのであれば、積極的に転職に挑戦して、自分の希望をつかみ取った方が簡単にあなたの悩みを解決できます。
【番外編】辞めさせる為の異動なら、無理に頑張る必要はない
異動と言っても、自主退職に追い込む為の異動も世の中にはあったりします。
日本では、簡単に従業員を解雇できない為、従業員を辞めさせる為に仕事を一切させない部署に異動させるケースなどもあります。
このようなケースの原因は、「従業員が成果を出せないから」とか「気に入らない奴だからなど様々ですが、
どちらの理由にせよまだ伸びしろのある20代にそのうような仕打ちするような会社なら辞めた方が良いです。
なぜなら、そのような会社にいても会社の体質は変わりませんし、会社自体がブラック企業である可能性が高いからです。
僕の部署でも仕事があまりできず、上司とも仲が良くない、社内では少し浮いた先輩がいました。
その先輩は人事異動の時期にノルマも厳しく、上司も人を何人も辞めさせていくような部署へ異動となり、結局、耐えきれずに退職してしまいました。
周囲もあれは辞めされるための人事異動だったとしばらく噂になっていましたが…
このようなケースの場合、あなたが自主退職に追い込むための異動と分かりながら無理に頑張る必要はないですし、そんな事をする会社なら20代のうちに他に転職をした方がよっぽどマシです。
ですから、そんな理不尽な目に遭ったのなら、無理せず在職中に転職先を決めるなどしてさっさと辞めてやりましょう。
異動で原因で退職する人は少なくない
社内の異動で会社を辞める人は少なくありません。
僕の同期も異動先の上司と合わず(パワハラをされて精神的に限界で)辞めていきましたし、先輩は辞めさせるための異動を受け、3か月もしないうちに辞めていきました。
他にもこのような事例は社会ではたくさんある事なので、あなたの様に異動がきっかけとなって会社を辞めてしまう事はごく普通のありふれた事です。
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さいごに
いかがでしたでしょうか。
異動によって人間関係が悪化したり仕事内容が変わる事で仕事を辞めていく人は少なくありません。
あなたが異動が原因でなぜ辞めたいのかよく考えたり、エージェントに相談したりして、転職や退職に踏み切るのがベストだと思います。
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