この記事がおすすめの人
- 土地活用のコンサル営業や建築営業に転職を考えている人
- 土地活用の仕事はやめておいた方が良いのか気になる人
- 土地活用の営業の実態について知りたい人
土地活用のコンサル営業に興味があったり転職を考えてるあなた。
「土地活用の営業がどんな仕事か」とか「仕事はきついのか」色々気になりますよね。
この記事ではそのうような点について、3年ほど土地活用の営業をしている現役営業マンの僕が実体験を交えながら、その実情を解説していきます。
目次
【前提知識】土地活用の営業とは
まず、土地活用のコンサル営業の概要です。
土地活用の営業とは、最初に担当する担当地域が決められ、担当地域内で土地を所有している地主様(土地オーナー)に建築の提案を行いマンションやアパートを建てて頂く仕事です。
ちなみに、営業における提案内容では更地のままの土地や駐車場の土地の所有者(土地のオーナー)にアパートやマンションを建てる提案をしたり(建築する事で不動産収入が増える・税金対策になる等)
老朽化したビルやマンションの建て替え提案(建て替えることによって不動産収入が上がるため)を行うなど、様々な提案内容があります。
土地の立地、形状、土地オーナーの事情などによって、提案内容はお客様ごとに変わる為、営業マンの企画力が問われるお仕事です。
土地活用の営業はやめた方が良い?
まず、土地活用の営業は場合によってはやめておいた方が良いです。
ちなみにやめておいた方が良い場合のポイントとしては、
- 飛び込み営業に抵抗のある人
- なんとなく転職しようと思っている人
- 稼ぎたいと思っていない人
の3つのパターンに当てはまる人です。
特に土地活用のコンサル営業の9割は飛び込み営業なので、飛び込み営業に抵抗があると続けていくのが難しいです。
しかし、あなたが知らないお宅のインターンホーンを毎日何十件と押せるのなら大丈夫です。(特にこの点がネックになると入社してから辛いです)
また、土地活用の営業は離職率が決して低くないため、なんとなく転職してしまうと確実に後悔します。
ある程度「この仕事でやっていくっ!」くらいの覚悟がないと短期離職に繋がってしまいます。
最後の「稼ぎたいと思っていない人」については、ノルマの達成が大変な仕事なので、高額なインセンティブを目標にガツガツしていないと契約を取り続けられません。(契約がないと居づらくなる)
ですから、この3パターンのどれかに当てはまる場合は土地活用の営業をオススメしません。特に僕も「飛び込み営業」に最初抵抗があり、克服するのが非常に大変でした。
どんな人が営業マンに多いのか?
土地活用の営業マンには様々な人がいます。
- 体育会系バリバリの営業マン
- 文化系でどちらかとうと物静かな営業マン
- 人見知りの営業マン(僕です)
- アニメ好きな営業マン…etc
様々なキャラクターの人がいます。
年齢層も幅広く、僕のように20代の営業マンから50代のベテラン営業マンまで幅広い年齢の営業マンがいます。
また、前職も建築や不動産業界以外のメーカーや金融など様々な業界から人材が集まっており、未経験の人でもチャレンジしやすい業界でもあります。
特に前職が異業種・異職種という方も多くいるため、営業職をやったことがなくてもチャレンジしやすい業界です。
土地活用系の会社の社風は?(僕の会社の場合)
ちなみに土地活用系の会社はどちらか言うと、体育会系の社風です(僕の会社の場合)
具体的には上下関係がそれなりにあり、ハキハキしている印象です。
やはり飛び込み営業をしているバリバリの営業マンばかりなので、エネルギッシュな雰囲気です。(悪く言えば、そんなに風通しはよくない)
しかし、営業部は体育会系の雰囲気でもその他の部署が体育会系の雰囲気という訳ではありません。
土地活用の営業のつらい3つのポイント
①基本的に飛び込み営業
1つ目は土地活用の営業は基本的であることです。基本的に9割飛び込み営業です。ルート営業はほとんどありません。
土地を会社が持っている場合、会社へテレアポする場合もありますが、基本的には土地のオーナー様への飛び込み営業になります。
ですから、飛び込み営業が嫌な人にはシンドイですが、人見知りでも慣れれば大丈夫です。(ちなみに僕は人見知りです)
また、飛び込み営業は基本的に断られるのが前提ですので、何度も断られても営業に行けるイメージがあるとギャップが少なくなると思います。
②ノルマがきつい
2つ目はノルマがきつい事です。
土地活用の営業で売っている物自体が高いため、年間のノルマが億単位になったりします。
そして、アパートやマンションなど高額の建物の契約は中々取れません。年に1件~数件契約を取れれば御の字と言ったイメージです。
そのため、ノルマ自体が達成できるかできないかの2択になります。
達成できれば良いですが、できない場合はもちろん上司に詰められ、ノルマのストレスが大きな仕事です。(そもそも詰められたところで簡単に契約とは行かないので余計シンドイです…)
ちなみにノルマが心配な場合はこちらの記事で紹介している仕事もおすすめです。
③離職率が高い
3つ目は離職率が高いことです。
先述の通り、ノルマの大変な仕事であったり、飛び込み営業というストレスの多い営業手法を使う仕事なので、離職率が高いです。
イメージ的には、半年~2年くらいで半分くらいが離職していくイメージです。(短い人では試用期間の3か月で辞めていく方もいます)
僕は新卒3年目ですが、新卒で入社した営業社員でも3年で半数が退職したり、他部署に異動していくため、定着率は他の営業職と比べると低い傾向にあります。
そもそも、土地活用の営業自体がそんなに長く続けていく仕事ではないのかもしれませんが…
土地活用の営業の良い3つのポイント
①結果を出せば稼げる
1つ目は結果を出せば稼げる仕事である事です。
先述した通り、契約の金額が何千万、何億円となるものなので、契約までは大変ですが、その分インセンティブで頑張りが返ってきます。
例えば、一件受注する事で数百万のボーナスが入ってきます。僕の先輩であれば、一回のボーナスで新卒の年収分の額が振り込まれたり、頑張りの対価は非常に大きいです。
プロパーであっても、僕の同期(新卒2年目の時)で年収500万円以上を得られたり、お金を稼ぎたい人にはぴったりの仕事です。
また、売れっ子の営業マンや管理職クラスになれば、年収1000万円も十分に目指せる仕事です。
②未経験でも全然問題ない
2つ目は未経験者であっても問題ないことです。
土地活用の営業は、建築の知識や不動産、税金の知識が必要ですが、宅建やFPなどの資格がなくても誰でもできる仕事です。
業務に使う知識は基本的に仕事で覚えていくので、知識が0でも問題ありません。実際に様々な業界や職種から多くの人が転職してきます。
どちらかと言うと知識よりも、お客様の警戒心を解き、提案をしていける営業力の方が始めは大切になるので、未経験である事が大きなハードルになることはありません。
③建築・不動産系の知識がつく
3つ目は建築・不動産系の知識がつく点です。
土地活用のコンサル営業ですので、当然建築・不動産の知識を知っていないと仕事ができません。
建築基準法をもとに提案先の土地ではどのような建物が建てられるのか、土地の所有者を知る為の登記簿の読み方、相続税や固定資産税、金融機関からの融資についてなど、幅広い知識を得る事ができます。
土地活用のコンサル営業がおすすめの人
①稼ぎたいと思っている人
まずは、「稼ぎたい」と言う欲望に忠実なあなたはオススメです。
なぜなら、綺麗ごと関係なしの稼ぎたいという欲望は何よりも強い原動力になるからです。
ぶっちゃけ、土地活用の仕事は公共性の高い仕事でもなければ、社会貢献性の高い仕事ではありません。
そうなると、いかに稼ぐかと言うのがモチベーションの置き方になってきます。
ですから、「ガツガツ金を稼ぎてぇぜ!!」というあなた、めっちゃおすすめです。
②土地活用の営業を理解した上で挑戦したいと思う人
2パターン目は土地活用のコンサル営業の内容を理解した上で、スキルアップや収入アップの為に挑戦したいと思っている人です。
土地活用の仕事は一般には馴染の薄い仕事のため、よく仕事内容を理解していないと入社後にギャップがある仕事です。
僕も仕事内容を完全に理解していなかったため、入社後はギャップがありましたし、中途採用の方でもその点を理解していない方はあっという間に辞めてしまう方が多いです。
ですから、土地活用の仕事内容(特に営業手法や提案内容)をよく理解している人であれば、挑戦してもスキルアップや収入アップしやすいと思います。
不動産・建築系の専門の転職サービスがおすすめ!
ちなみに、土地活用の営業の仕事に転職したい場合は、不動産業界でへの転職へ特化した
と言う完全無料転職サービスがおススメです。
宅建Jobエージェントは、土地活用の仕事を始め、不動産・建築業界の求人紹介や転職相談ができる不動産業界専門の転職サービスです。
一般的の転職サービスよりもより不動産業界への転職にフォーカスしているため、土地活用の営業への転職にも有利に進めていくことができますし、
不動産系に特化した転職サービスなので、あなたに合った求人も見つけやすくなります。
特に非公開求人数は1,000件以上保有しており、オンライン(LINE・電話・メール)での相談も可能です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
土地活用の営業の大変な点、良い点を紹介してきましたが、あなたの参考になれば幸いです。
土地活用の営業は苦労も多い分、その頑張りが大きな金額で返ってくるのが魅力的な仕事です。