20代で未経験の営業職に転職しようと考えているあなた。
営業は業界も様々ありますが、種類もたくさんあり、違いや適性などが分かりにくいですよね。
今回はそんなあなたに現役営業職の僕が性格別にあなたに合った営業職を紹介したいと思います。
参考にでもしていただければ幸いです。
目次
簡単に営業の種類を紹介
営業の種類には大きく分けて2つに分けられます。
- 1つ目は新規開拓営業
- 2つ目はルート営業
です。
1つ目の新規開拓営業ですが、文字通りまだ取引のない新顧客を探して取引先にする営業です。
営業でイメージする飛び込み営業は新規開拓営業にあたります。
営業先は個人宅から会社などの法人先まで様々です。
営業手法も飛び込み営業、テレアポ営業、反響営業(チラシ・DMなど)など様々ですが、飛び込み営業、テレアポ営業などの営業手法の新規開拓は結構ハードな営業手法です。
種類としては保険の提案営業や、不動産のマンション販売の営業、リフォームの提案営業、法人への新規開拓営業など様々です。
2つ目のルート営業ですが、こちらは新規開拓と異なり、既存顧客を回り、商品を納入したり、提案をしていく営業手法です。
新規開拓営業と異なり、基本的に同じ客先を回りますが、中にはルート営業と新規開拓営業を行う営業職があります。
既存顧客との信頼関係の維持や接待、細やかな顧客対応など新規開拓と違うハードさがある営業です。
主に配送関係のルート営業、メーカーのルート営業など様々です。
性格別おすすめの営業職
では、性格別におすすめの営業職を紹介していきます。
①人見知りせずガツガツ稼ぎたい人
まずは、
「営業職でガッツリ稼ぎたい!」
「バリバリ営業マンとして働きたい!」
という人向けです。
このような人見知りしない人、競争が好きな人には新規開拓営業がおすすめです。
新規開拓営業は主に飛ぶ込み営業やテレアポを1日に何十件と行い、アグレッシブに攻めていく営業手法で、そのほとんどが断られたり、冷たくあしらわれるハードな営業です。
しかし、結果を出せば出すほどボーナスやインセンティブで給料に反映されるため、とても夢のある仕事ですし、年収1000万円も夢ではありません。
人見知りであったり、外に出るのがあまり好きではない人にはストレスがたまりやすい仕事ですが、
- 知らない人と毎日会う、話すのは平気
- ストレス耐性にはかなり自信がある
- とにかく稼ぎたい!
という人にはオススメの仕事です。
ちなみに僕もこの新規開拓営業の仕事をしています。
新規開拓営業の平均年収は約522万円でサラリーマンの平均年収を多き上回ります。
データ元:https://www.daini-agent.jp/for_dainishinsotsu/shigoto_erabi/13617
具体的には、建築・不動産営業(マンション販売・戸建販売、リフォーム営業)、金融営業(生保・証券・銀行)、人材派遣など
②ガツガツしたり、競争があまり得意でない人
次はガツガツしたり、競争が得意ではなく人向けです。
文系だと、営業しかできそうにないけれど、ガツガツしたり、競争が激しいのは苦手だなと思う人は多いのではないでしょうか。
そんなあなたにはルート営業がおすすめです。
もちろんルート営業にも数字やノルマがありますが、すでに顧客との関係性ができているので、新規開拓営業ほど数字を上あげるのは難しくありません。
また、ガツガツしたり、競争が激しいのは苦手な人は穏やかな性格の人も多いです。
ルート営業ではそんな穏やかさを活かしたきめ細かさや気遣いで既存顧客との信頼関係の維持や顧客対応ができ、適性を発揮できるのではないでしょうか。
よってルート営業がおすすめの人は
- ガツガツするには苦手
- 競争が激しいのは避けたい
- 気遣いや丁寧な対応が得意
という人です。
ちなみにルート営業の平均年収は364万円です。
具体的には、家電メーカー、文具メーカー、IT業界、食品卸、などのルート営業があり、業種も様々です。
③頭で戦略を立てるのが得意な人
頭脳派で戦略を立てるのが得意な人には提案営業(ソリューション営業、コンサルティング営業)がおすすめです。
提案営業は顧客の課題を洗い出し、その課題に対する提案をしていく営業です。
提案営業は顧客の悩みや課題をヒヤリングから見つけ、論理立てて解決策を見つけ出す必要があり、非常に論理的思考が必要とされます。
コミュニケーション能力だけでなく論理的思考が必要とされる営業職なので、頭脳派のあなたにはぴったりではないでしょうか。
僕もこの提案営業を新規開拓でやっていますが、会社や業界によっては新規開拓で行う事もあり、飛び込み営業やテレアポをしなければならない事があるので注意が必要です。(例えば、生命保険の提案営業で飛び込み営業をしている場合など)
具体的には、広告業界、人材業界、不動産業界(土地活用など)、金融業界(生命保険、証券)などの業界で行われています。
平均年収のデータは見つかりませんでしたが、仕事内容も密度が濃いので年収は比較的高い営業職です。(例:不動産提案営業の場合、想定年収800万円等)
④あまりガツガツしたくはないけど、成果を出しやすい営業がしたい人
最後はガツガツするのは苦手だけど、成果を出しやすい営業がしたい人向けです。
そのような人には反響営業がおすすめです。
反響営業とはホームページや広告、チラシなどを見た顧客からの電話やメールなどの問い合わせに対応する営業です。
バリバリの新規開拓と異なり、ガツガツ飛び込みやテレアポをせず、問い合わせを受ける待ちの営業スタイルです。
もちろん、問い合わせのあった顧客に対する丁寧な対応や、広告の企画・立案など、簡単な営業ではありません。
特に売り上げにつなげるため、顧客対応は丁寧にしなければなりませんし、広告の企画では論理的に広告の効果を分析するため、論理的思考も必要です。
しかし、問い合わせから始まるので、顧客がすでに関心を持っているため売り上げに比較的つながりやすく、飛び込み営業やテレアポのように冷たい対応もされないため、ガツガツするのは苦手だけど、成果を出しやすい営業をしたいあなたにはおすすめです。
反響営業に関しても平均年収のデータはありませんでしたが、年収は会社によって開きがあるようです。
不安ならあなたに合った営業職を相談してみては?
未経験で営業で転職するとなると、不安もたくさんあると思います。
あなたに合った営業職を見つけるためにもエージェントに相談してみてはどうでしょうか。
エージェントであれば、
- そもそもあなたが転職するべきか
- あなたに合った営業職を紹介してくれる
- 履歴書や職務履歴書の書き方、面接対策
などの相談ができます。
ちなみにおすすめのエージェントは2つあります。
doda
1つ目はdodaエージェントサービスです。
dodaエージェントは非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介をしてくれますし、
企業へのエントリーから選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までサポートしてくれます。
またdodaエージェントの特徴としては、あなたの人柄や志向、考え方など、履歴書や職務履歴書ではわからないあなたの優れた特性を、推薦状や推薦時のメールに履歴書、職務経歴書と添えて企業に応募してもらえ、選考の後押しをしてもらえます。
20代ならマイナビジョブ20’s
2つ目はマイナビジョブ20’sです。
こちらのエージェントは20代の転職に特化したエージェントです。
マイナビジョブ20’sもdodaと同じくエージェントから手厚いサポートがありますが、
一番の特徴は相談を受けてくれるキャリアアドバイザーが転職経験を持っていることです。
20代の転職だと、初めての転職でどのように営業へ転職して良いか分からないこともあると思いますが、マイナビジョブ20’sでは転職経験のあるアドバイザーから助言や転職の手伝いをしてもらえて安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
営業といっても一括りにはできず、たくさんの種類や営業手法があります。
営業は数字がつきまとうシビアな仕事なので、あなたにあった営業の仕事を選ばないと、転職後かなり辛いです。
ですから、なんとなく営業へ転職するのではなく、あなたと性格と営業の仕事内容をよく確認して、転職先を決めましょう!