せっかく待ちに待ったお休みなのに、休日出勤だと辛いですよね。
スケジュールは狂いますし、世の中が休みの中、出勤するのはストレスだったりします。
また、休みだと言われて入社したのに、休日出勤を強制されると理不尽さに憤りも感じると思います。
この記事では、休日出勤が当たり前・強制は絶対におかしい3つの理由について考えていきたいと思います。
目次
休日出勤が当たり前・強制なのがおかしい3つの理由
①ワークライフバランスをガン無視している
1つ目はワークライフバランスをガン無視した働き方だからです。
休日出勤ってプライベートが充実しなくて嫌ですよね。
ご存じの通り、令和の時代になり、ワークライフバランスは一層重視されています。
特に「平成30年 子供・若者白書特集 就労等に関する若者の意識」の
調査結果によると、「仕事より家庭・プライベートを優先したい若者が増加」と言う結果が出ており、近年ワークライフバランスが重視されている事は調査からも明らかです。
参考:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h30gaiyou/s0.html
休日は趣味や友人との付き合いを充実させ、平日を仕事を頑張るという風潮が強く、そう考える我々20代も多い中、休日出勤が多い職場は時代に逆行してしまう職場とも捉えられます。
もちろん、業務上仕方ない事もありますが、休日出勤が半ば強制でどうしようもないのであれば、前時代すぎて明らかにおかしい事です。
また、振替休日が取れても急に休日出勤が入るのなら、予定も立てづらくストレスが溜まってしまいます。
②振替休日や代休が取得できないなら尚更地獄
2つ目は振替休日や代休が取れないと更にしんどくなります。
休日出勤はただでさえプライベートが削られるにも関わらず、振替休日が取得できないとかなりきついです。
法律上は休日出勤した場合は、代休や振替休日、割増賃金(代休が取れない場合)を支払う必要があり、労働者に休日出勤の見返りを与えなければなりません。
ちなみに振替休日と代休、割増賃金に関しては以下の通りです。
・例を言うと、振替休日は「今度の日曜と火曜の休みを変わってくれないか」といった感じで、代休は「この間出勤してくれたから今度の火曜日休んでいいよ」と提案されるタイミングの違いです。
・振替休日には割増賃金は発生しませんが、代休には割増分の35%は支払ってもらうことが可能です。
このように、休日出勤した場合はその正当な対価が支払われるべきにも関わらず、
いつまで経っても代休は取れない、割増賃金も払われないと言う事になれば、法律に抵触していますし、疲れも溜まる一方です。
代休や振替休日が取れなければ、年間休日も減る一方ですし、ますます仕事がつらくなるだけで、圧倒的におかしな状況です。
ちなみに日本の平均的な年間休日は114.7日と言われていますが、
休日出勤により入社前に提示されていた休日数よりも少ないのであれば、何か対策が必要です。
参考:https://canary.lounge.dmm.com/28225/
③心身が疲弊してしまう
最後は心身が疲弊するからです。
元々のリズムが崩れ休日出勤が続いたり、代休が取れない場合、確実に心身が疲弊します。
特に休みがなく、連日出勤していると心身を病んでしまうのは必至です。
たとえ、休日出勤後に休めていたとしても、あなたの思い通りに休みが取れないだけでも精神的に疲れてしまいます。
土日休みのつもりだったのに、不定期の休日になってしまえば、心身にダメージもじわじわ蓄積していくでしょうし、
休みが友人と会わないため、人付き合いも悪くなり、リフレッシュもできないと言う事にもなりかねず、
休日出勤が当たり前の会社に入社してしまうと、心身が疲弊し、うつ病などの原因にもなってしまうため、違和感しか感じません。
頭のおかしい休日出勤への3つの対策
①上司への相談
1つ目は上司に相談する事です。
休日出勤がしんどい場合、休日出勤を減らしてもらえるように相談するのも一つの手です。
仮にあなたの訴えが認められればこの方法が最も簡単に休日出勤を減らすことができます。
しかし、この対策は上司があなたに休日出勤を強制していたり、あなたへの理解が少ない上司だと却ってめんどくさがられたり、逆切れしてくる可能性もあります。
②異動を申告する
2つ目は異動を申し出ることです。
異動して休日出勤の少ない部署に異動できれば、問題は解決します。
ですから、異動を申し出るのも一つの解決方法です。
異動を申し出るときは、先述の上司に相談するリスクも考えて人事部に相談する事をオススメします。
しかし、この対策の問題は、そもそも人事異動ができない・異動まで時間を要する、他の部署も大して環境が変わらない場合には全く無意味であると言う事です。
③環境を変える
3つ目は環境を変えてしまう事です。
現状の環境で休日出勤を減らすことができないのであれば、心身が疲弊しきってしまう前に、転職などで環境を変えてしまいましょう。
今の会社よりも待遇の良い会社はたくさんありますし、休日出勤が辛いからと言って転職するのは決して逃げではありません。
現代においてはより良い条件を求めて転職するのは当たり前の事ですし、あなたに合わない環境にいても何のメリットもありません。
ですから、現状の環境でどうにもならないなら思い切って転職してしまいましょう。
ちなみに転職の準備として転職サイトなどで「カレンダー通りの仕事」や「年間休日120日以上」の条件で求人情報を集めてみてはどうでしょうか。
いきなり転職を始めるのも難しいので、まずは準備として希望の条件で求人を探してみるのも良いと思います。
おすすめの無料転職サイト
また、求人の紹介やキャリアの相談などをしたい場合は転職エージェントへの相談もおすすめです。
業界でも知名度が高く信頼性の高い転職エージェントは以下の通りです。
おすすめ転職エージェント
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自由テキスト - 20代、第二新卒、既卒向け!
マイナビジョブ20’s
リクルートエージェント、マイナビは業界大手で知名度、求人数も高い水準にありますが、必ずしも休日出勤の多いブラック企業を避けられる訳でありません。
そのため、「二度と休日出勤ばかりのブラック企業はゴメンだ!」という場合にはブラック企業を徹底的に排除している転職サービスがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
休日出勤が当たり前・強制される職場環境は、あなたにとって大したメリットはありませんし、
むしろ、心身を壊す原因になったり、プライベートに影響を及ぼす原因にしかなりえません。
もちろん、多少の休日出勤であれば仕方ないのですが、あなたがもう許容できないのであれば、必ず何かしらの対策を打ちましょう。