ブラックなイメージのある不動産営業。
パワハラや過酷なノルマがやばそうな業界というイメージもありますが、あなたはどのようなイメージがありますか?
この記事では本当に不動産営業はブラックなのか、不動産営業で4年営業をしている現役営業マンの僕が実経験を交えながらお伝えしていきます。
この記事がおすすめの人
- 不動産営業がブラックなのか知りたい人
- 不動産営業のノルマ・パワハラがどうなのか知りたい人
- 不動産営業の離職率を知りたい人
不動産営業はブラックなのか?(僕の場合)
まず、不動産営業はブラックなのかについて僕の実体験をもとにお話ししていきます。
僕の場合は土地活用系の営業を新卒から3年行っているのですが、ブラックなのかどうかについては
①パワハラの有無
②ノルマのきつさ
③残業時間
の3つの要素に分けてお話ししていこうと思います。
①パワハラはあるのか?
1つ目はパワハラの有無です。
結論は、典型的なパワハラはかなり少ないです。
いわゆる怒鳴られたり、暴力を振るわれたりする事はあまりありませんが、他の部署では一部、怒号が飛んでいたりします。体感としては全体の10%もない感覚です。
どちらかとうと、パワハラに遭うのは、運悪くその手の上司にあたった場合のみと言う感じかと思います。(一昔前はもっとひどかったらしい)
しかし、怒鳴り声や暴力はないからと言って、消して素晴らしい環境ではなく、数字が上がらない営業マンは長い説教をされたり、営業会議で吊し上げにされたりします。
パワハラはないかと言う回答に関して、「僕自身は世間一般的なパワハラは少ない」です。
最近はコンプライアンスも厳しいため、社内でもパワハラが発覚し処分されているケースが散見されます。
しかし、ノルマができないと詰められたりしますし、
未だにブラックな社風ではパワハラが横行しているとも聞きます。
特にノルマの厳しい会社であればある程パワハラは激しくなるため、入社前にノルマの過酷さと会社の口コミを情報収集しておく必要があります。
②ノルマはきついのか?
2つ目はノルマです。営業職なので、ノルマはつきものなのですが、
僕の場合、単刀直入にノルマに関しての回答は、
きついです!(笑)
どの営業もノルマをこなすのは大変だと思いますが、なぜ僕がノルマをきついと感じるかと言うと、
特に僕のやっている土地活用の営業は契約金額が数千万円~数億円になるので、簡単にはお客様に契約していただけない、つまり契約までのハードルが高いからです。
契約までのハードルの高さは不動産仲介・売買、投資用マンション販売の営業、ハウスメーカーなど仕事の内容によって異なりますが、
高額な契約ほど契約までの難易度が高いので、達成が難しくなります。
ですので、ノルマは割ときついです、、
もちろん、高額であればあるほどキツイのかと言われるとそうでもなく、高額な契約であれば、契約数自体は少ないのが当たり前ですが、
その逆の場合の契約金額は小さくても、たくさん契約数を稼がなければならない大変さもあります。
給与が歩合制・フルコミッションなどの場合は、ノルマが達成できているか・売り上げを挙げられているかで年収も大きく変わってきます。
そのため、ノルマがただキツイだけでなく、日々の暮らしが苦しくなる可能性があり、不動産営業において歩合制・フルコミッションの営業職はおすすめしません。
不動産営業を目指す場合は待遇面や給与体系をよく確認しておきましょう。
余談ですが、ノルマが心配な場合かこちらで紹介している仕事がおすすめです。
③離職率は高いのか?
3つ目の離職率についてですが、僕の働いている土地活用系の会社では、他の仕事や他部署と比べて離職率は高い傾向にあります。
具体的には、仮に10人入社した場合(中途採用の場合)
- 1年後には3、4人辞め、
- 2年後にも3、4人辞める、
- そして、3年後に残るのが2,3人
と言ったところでしょうか。
僕のような新卒入社の場合は離職率は下がりますが、配置転換などで営業職から外れていきます(3年で3,4割は退職or異動)
しかし、注意してほしい点が1点だけあります。
なぜ僕の周りの離職率が高いのかというと、基本的に飛び込み営業やテレアポを営業手法としている新規開拓営業のためです。
普通に考えて飛び込み営業やテレアポなどの電話営業って嫌ですよね。
逆に、新規開拓営業でも飛び込み営業やテレアポを行っていない営業職(反響営業や来店型の営業など)やルート営業であれば、離職率は下がります。
また、決して不動産営業自体の離職率がここまで高いものではありません。
実際、不動産業界の離職率は13.7%と、全業界平均の14.6%より低い傾向にあります。
データ元:https://daini2.co.jp/gyoukai/article-1656-author-uzuz05/
不動産営業は稼げる仕事でもある!
ここまで読んでいると、あなたも不動産営業って大変そうだなと思ったかと思いますが、
不動産営業はただ修行のようにきついだけではありません。
僕の働いている土地活用系の営業や投資用不動産販売(ワンルームマンションなど)の営業や不動産デベロッパーであれば、若くして1000万円を稼ぐ営業マンもいます。
よって他業種と比べると稼げる業界でもあるとも言えるのです。
また、不動産の仲介業(賃貸物件)などのお仕事はなくなる事は恐らくないため、不動産の仕事ができれば、食いっぱぐれる心配もありません。
ガツガツ稼ぎたい人や営業力を鍛えたい人は不動産営業に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
不動産営業はブラックなのか僕の実体験をもとにお話ししました。
あくまで参考として答えると、
- パワハラは少ない(完全にないわけではない)
- ノルマはきつい(営業手法や会社による)
- 離職率は高い(営業内容や会社によっては低いことも)
と言うことなので、
総じてまとめると、若干ブラック要素があるという事とします。
これから不動産営業に就職・転職される際の参考になれば幸いです。