不動産業界への就職を目指しているあなた。
不動産業界って稼げるイメージがあったり、衣食住を構成する仕事の1つなので需要があり食いっぱぐれないイメージがあると思います。
本記事では、新卒から3年以上不動産・建築業界で仕事をしている僕が「不動産業界に就職ならこの2つの業界だけは絶対にやめとけ」と思う仕事についてお伝えしていきます。
この記事がオススメのあなた
- 新卒で不動産業界への就職を目指している学生・既卒者
- 不動産業界への就職で絶対に失敗したくない人
- 不動産業界におけるヤバい仕事を知りたい人
目次
不動産業界に就職したい新卒に絶対進めない業界
①土地活用の営業
1つ目は土地活用の営業です。
私が属している業界でもありますが、一度も社会人経験のない新卒1年目には正直おすすめしません。
なぜなら、離職率が高いからです。
離職率が高い理由は、
- ノルマの達成が難しい
- 教育が不十分(人材育成に手厚くない)
- 基本飛び込み営業
などの理由があり、社会人を経験しておらず、イマイチ自分の適性が分からない新卒の大学生にはハードルが高いためです。
特に新卒から、離職率が高く、成果の出しにくい仕事である土地活用の仕事はお勧めできませんし、
飛び込み営業と言うかなりキツイ部類の営業スタイルであることもオススメできない理由です。
ただし、稼げる仕事ではあるので、稼ぎたいという人は一度よく調べた上で挑戦しましょう。
土地活用の営業をしている身としては、営業手法(飛び込み営業)もノルマもしんどい為、新卒1年目から挑戦するのはオススメしません。
また、研修も短く、入社1か月経たずに僕の場合は飛び込み営業をしていたため、会社が教育してくれると言う事は期待できない業界であると思います。
②投資用不動産投資の営業
2つ目は不動産投資の営業です。
投資用不動産投資の営業は、土地活用の仕事以上にお勧めできません。
理由は、稼げはするが、世の中の営業職の中ではぶっちぎりで辛い営業だからです。
投資用不動産投資の営業とは、収益用マンションを販売するお仕事ですが、過酷であること極まりありません。
(収益用マンションとは、マンションの部屋を買い、そこに住むのではなく、賃貸に出し賃料を収益として得るためのマンションを指します。)
なぜなら、自宅用のマンションならともかく収益用のマンションを買う人なんてめっちゃ少ないからです。
おまけの営業方法は1日数百件にも及ぶアポ取りの電話です。
つまり営業電話を大量にかけ、電話に引っかかったお客さんにアプローチするのです。
でも、いきなり掛かってきた営業電話なんて誰も相手をしませんよね。僕もたまにこの手の電話は掛かってきますが、問答無用で切ってます。
今時、知らない不動産会社から営業電話が掛かってきたら迷惑電話決定ですし。
そんなスタイルの営業の為、精神的にシンドイですし、離職率も高い仕事です。
とは言っても、販売する金額が大きい物を扱っているため、稼げる仕事ですが、
稼げる事を指し引いたとしても、精神的にきつく、土地活用の営業同様に離職率も高いため、新卒者にはおすすめできません。
新卒で不動産業界に就職したいおすすめの業界
①デベロッパー
1つ目はデベロッパーです。
デベロッパーの仕事内容としては、土地を取得し、マンションや商業施設、ホテルなどの大型の建物を開発する事が仕事になります。
仕事内容からも分かるように仕事のスケールがとても大きいのが特徴です。
デベロッパーと言えば、大手の三菱地所や三井不動産が有名ですが、
なんと言っても、大手のデベロッパーほど、ホワイトな職場環境かつ、高待遇が用意されているからオススメです。
特に先述した三菱地所と三井不動産に関しては、年収が高く、
- ヒューリック 1708.2万円(平均年齢39.4歳)
- 三菱地所 1267.6万円(平均年齢39.4歳)
- 三井不動産 1273.7万円(平均年齢40.8歳)
となっており、高待遇かつデベロッパーでスケールの大きなものを扱いたいと考える人にはおすすめです。
参考資料:https://archi-book.com/news/detail/389
②不動産管理
2つ目は不動産管理の仕事です。
不動産管理の仕事は主に、
- マンションやビルなどの管理
- 入居者の管理
- 家賃などお金の管理
などの業務です。
あまり聞きなれない仕事かもしれませんが、土地活用の仕事や不動産投資の仕事の様に厳しいノルマに苦しめられることも少ないです。
気になる不動産管理の平均年収は約458万円です。
参考資料:https://求人ボックス.com/マンション管理の年収・時給
ちなみに大手の不動産管理会社には以下のような会社が挙げられます。
- スターツコーポレーション株式会社
- 株式会社大京
- 日本管財株式会社
ちなみに似たような仕事で不動産仲介の仕事(部屋を借りるときにお世話になる不動産会社)もありますが、
不動産仲介とは賃貸マンションやビルの仲介を行うため、不動産管理の仕事とは大きく異なります。
また、不動産仲介の仕事も仲介手数料を稼ぐ必要があり、厳しいノルマが課せられるため、不動産仲介の仕事よりも不動産管理の仕事の方がオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新卒の学生が就活で不動産業界を目指すのであれば、
- 土地活用の営業
- 投資用不動産の営業
の2つはやめておきましょう。
理由としては、ノルマがきつく離職率が高いからです。
就活で企業を選ぶ際は、会社の口コミなど詳細情報を調べて、悔いのないように就職活動しましょう。
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