飛び込み営業って怖いですよね。
僕も新卒で4年飛び込み営業をやっていましたが、性格が内向的で人見知りだったので、最初の1年はすごく怖かったです。
※今はもう営業以外のお仕事へ転職しています。
なので、あなたが飛び込み営業を怖いと思う気持ちはよくわかります。
しかし、1年もすれば飛び込み営業に対する恐怖心はだいぶ楽になりました。
今回は僕が実践した飛び込み営業が怖いと思う場合の克服法を3つお伝えしたいと思います。
目次
飛び込み営業が怖い3つの理由
まず、あなたが飛び込み営業を怖いと思う理由ってこんな感じではないでしょうか?
①怒られる・嫌われるのが怖い
1つ目は飛び込み営業の訪問先で怒られたり、嫌われたりしないか心配で怖くなってしまうパターンです。
飛び込み営業はアポイントなしで訪問するため、人によっては
「二度と来るな!」
「お前には関係ないだろっ!」
とか怒られたり、ゴミのようにあしらわれたりしますよね。
僕も何度か飛び込み営業の訪問先で怒鳴られたり、何度も冷たくあしらわれました。
冷たくあしらわれたりするのはまだ良いですが、訪問先で怒鳴られたり、嫌われたりすると、めちゃくちゃ落ち込みますよね。
正直、飛び込み営業を数年やっていても、このことで営業が怖いなと今でも思います。
②断られるのが怖い
2つ目は訪問先で断られるのが怖いということです。
飛び込み営業は基本的に断られる営業です。
何度も何度も訪問先で断られていると、心が折れて訪問すること自体が嫌になり飛び込み営業が怖くなってしまいます。
何度も断られて成果が上がってこないと、あなた自身が否定されている気がしてだんだん営業するのが怖くなってきますよね。
意外と、営業先で断られるって精神的にも参りますし、断られた方もきつい断られ方をすると次訪問するのが億劫になってきます。
僕も最初の頃は飛び込み営業で上手く話せなかったりして断られてばかりで営業するのが怖くなってしまうことがありました。
飛び込み営業を始めて経験が浅い人は断られることが怖くなってしまうことが怖くなってしまうことは多いのではないでしょうか。
③初対面の人と話すのが怖い
3つ目は初対面の人と話すことが怖いというパターンです。
飛び込み営業は基本的に初対面の人ばかりと話す仕事です。しかし、初対面の人と話すこと自体が苦手な人だとこのことはかなりストレスになるのではないでしょうか。
特に人見知りや内向的な人ほど、このことで悩むのでないでしょうか。
僕も人見知りなので、初対面の人と話さなければならない飛び込み営業は辛かったですし、営業自体が怖くなってしまったので、あなたの気持ちがよくわかります。
外交的な人や人見知りしない人にはどうって事ないことですが、人見知りの人間にはかなり大変なことです。
次は人見知りで内向的な僕が怖い飛び込み営業を無理なく克服した方法をお伝えしていきます。
人見知りの無理せず僕が飛び込み営業を克服した方法
次は僕が飛び込み営業を克服した方法です。
3つの具体的な方法の前に根本となる克服法だけ紹介させてください。
それは簡単で自分を信じてあげることです。
あなたが営業を怖いと思うのは、飛び込み営業が上手くできないことが根本にあります。
そして、そのような状況が続くと、自分に自信を失い、飛び込み営業が怖くなってしまいます。
でも、客観的に見てもらったり、自分で振り返ってみると少しづつ成長していたりすることも結構ありますし、よく思い返すと少し上手くいっていた場面もあったりします。
あなたも以下のようなことをよく思い返してみて下さい。
- 最初の時よりも成長している点
- 上手くはいかなかったけれど、手ごたえがなんとなくあった時
など、とにかく自分の上手くいったことを少しでも思い返して下さい。
実は今、あなたが営業が怖いと悲観しているほど、あなたは仕事ができない訳ではありません。
案外、あなたは成長しているものですし、自分でその成長を見えなくしているだけです。
だから、試しに一度、自分を信じて営業をしてみて下さい。
そうは言っても、簡単なことではないと思うので、3つほど僕が行った具体的な対策をお伝えします。
①訪問で怒られないか怖い場合の対処法
あなたが訪問先で怒られないか怖い場合ですが、まず考えてほしいことがあります。
あなたは今まで何件ほど訪問先で怒られたことがありますか?
おそらく数十件、数百件、飛び込み営業えをして数件、十何件くらいではないでしょうか?
実は、怒られて時のインパクトが強いだけで、意外と飛び込み営業で怒られることは少ないのです。
よって確率的にはかなり怒られる可能性は1割以下に過ぎないはずですから、あまり気にしすぎないことが大切ですし、怒られそうな気配を感じたらすぐ退散するようにしましょう。
僕も最初のころはこの事が怖くて仕方ありませんでしたが、怒られても仕方ないと思って仕事をしたり、
経験を積んでいくうちに”怒られる気配”が分かってきて、1年目以降訪問先で怒られることはめっきり減りました。
②断られるのが怖い場合
断られるのが怖い場合ですが、飛び込み営業をしているとこの点ばかりは避けては通れない道です。
この点の対処法は「飛び込み営業は需要のあるお客さんを探すために声かけをしているもの」と考えてしまうことです。
飛び込み営業では、そもそも全員のお客さんに契約をして頂くこと自体無理です。しかし、中には契約をしてくれるお客さんがいるため、結果として、
「飛び込み営業をかけた中で、需要のあるだけ人が契約をしてくれる」
という構図になります。
ですから、飛び込み営業で断られたという事じたい、営業先は「別にその商材が必要なかった」という事になるので特段気にしなくても良いのです。
別にあなたが気に入らなっかた訳ではなく、単純にその商材が必要なかっただけです。
ですから、断られるのは当たり前で、「需要のある人を見つけるまで声掛けしているだけ」と割り切るのが一番ですし、
そもそも需要のない人に費やす時間ももったいないので、
きっぱり断ってくれる人=「あなたに時間を費やす必要がない事を教えてくれる親切な人」
というスタンスでいくと、断られることで自分が否定される気もしませんし、少し心が軽くなりますよ。
③初対面の人と話すのが怖い場合
初対面の人と話すのが怖い場合ですが、一番これがしんどいと思います。
なぜなら、それは性格の問題だからです。
では、どうするかというと、
飛び込み営業をして、この人は断られそうだなと感じる人や、苦手だと思う人を訪問してしまった場合は、速攻で切り上げて帰り、話せそうだと思う人に集中して話すようにすると、あなたの負担も減り、効率的です。
僕の場合は初対面の人と話すのが怖いので、できるだけその話す時間を短くして、ストレスを減らしていました。そうした方が興味のもってくれた人や、相性の合う人にリソースを避けるので営業的にも効果的です。
また、いきなりの初対面がどうしてもだめなら、訪問前の前日などに手紙やはがきを書き、あらかじめ訪問内容を伝えておき、興味の持ってくれた人だけ話せるように準備しておくのもオススメです。
ちなみに自分に合う人だけ選んで営業するとターゲットが狭くなり、成績にも影響が出ると思うので、この点は徐々に話せる人の範囲を拡げていくと良いと思います。
どうしても飛び込み営業の恐怖心が抜けないなら
これまで飛び込み営業が怖いと感じる場合の対処法をいくつかご紹介しましたが、あなたがもし、
- 飛び込み営業が怖くて限界
- 怖くて仕事に行きたくない
- 本心では飛び込み営業を辞めたいと思っている
と感じているのであれば、飛び込み営業以外の仕事への転職をオススメします。
飛び込み営業は誰にでもできますが、そもそも離職率が高く、長く続けられる仕事ではありませんし、飛び込み営業が怖くない人の方がおかしい、そんな世界です。
たとえ、あなたがこの先、数か月、数年耐えても、心の底でつらい、怖いと思っているのであれば、いつか限界が来ます。
ですから、怖くて耐えられない、克服できそうにないと思っているのであれば、転職も考えてみてはどうでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飛び込み営業は怖いのは正常な思考です。むしろ怖くない人のほうが圧倒的に少ないものです。
無理せず、あなたのできることから恐怖心を和らげていくと自然な形で飛び込み営業ができる様になってきます。
無理せず、営業していきましょう。