この記事がおすすめの人
- 飛び込み営業でメンタルがボロボロになっている人
- 飛び込み営業でのメンタル対策を考えている人
- 飛び込み営業に嫌気が差している人
飛び込み営業していると、メンタルがボロボロになったり、精神が病んできますよね。
僕も新卒から3年ほど、不動産系の業界で飛び込み営業をしていて、メンタルは今まで何度もボロボロになってきました。
この記事では、そんな飛び込み営業においてメンタル対策3つをテーマにお話していきます。
目次
飛び込み営業マンのメンタル対策3つ
①できるだけポジディブに捉えるようにする
1つ目はできるだけポジティブに仕事の事を捉えるようにしましょう。
例えば、今日の一日が断られてばかりの一日でも、何か一つ良かったことを見つけるようにしたりすると、自己肯定感が下がりきらずに済みます。
とにかく飛び込み営業は自己肯定感が下がり、メンタルがぶっ壊れる仕事なので、ネガティブすぎると、どんどん自分の首を絞めていってしまう事になってしまいます。
ですから、ネガティブになり過ぎない様、少しでもポジティブな事を一日の中で見つけたり、気分転換をすることがかなり重要です。
また、仕事をした後「何かご褒美」を自分にあげるのも良い手です。
例えば、飛び込み営業で今日10件回れたら、ご褒美としてあそのこお店のケーキを食べる
などです。
ちなみに先述の例は実際に僕がやっている事なのですが、頑張った先にご褒美があると少し気分がポジティブになれるのでお勧めです。
②やる気や元気の出ない自分を責めない
2つ目はやる気や元気の出ない日でも自分を責めすぎないようにすることです。
飛び込み営業マンによくあるのが、やる気が出ない日があったり、心が打ちのめされて元気が出ない日がある事だと思います。
特に結果が出ない日が続いていたり、客先でひどい断られ方をした日にはやる気や元気は激減します。
でも、そんな日は自分を責めすぎなう様にしましょう。人間は感情がある生き物なので、そうあなたが感じるのは当然ですし、そんな日は思いきってサボるくらいが丁度良いです。
ですから、やる気や元気が出ないからと言って「自分はダメな奴なんだ」と思わずに当たり前の感情として受け止め、時にはサボりることも大切です。
③断られても断られた理由を考えるようにする
3つ目は、断れても落ち込むだけでなく、断られた理由を考えるようにする事です。
飛び込み営業マンであれば、断られることは日常茶飯事ですが、断られるのには断られる理由があります。
例えば、お客様から信頼を得られていないのにトークをしてしまった、訪問のタイミングが悪かった、などです。
ですから、単純に断られて凹むだけでなく、なぜ断られたのか考えそのデータを蓄積するようにしましょう。
そうすると、断られる事自体がデータ収集という仕事に少しポジティブに変えられ、メンタルが幾分楽にもなり、仕事にも活かせます。
僕も断られてばかりで心が塞ぎこむ事もあるのですが、断られても、データ収集だと割り切ってメンタルを保っています。
もし、あなたが断られること自体が苦しいと感じるのであれば、一回試してみて下さい。ちなみに断られた理由は記録していくと統計が取りやすいです。
飛び込み営業で絶対メンタルが消耗する3つの理由
①飛び込み営業自体がきつい仕事だから
1つ目は飛び込み営業自体がきつい仕事だからです。
飛び込み営業の仕事の特性としては、
- 圧倒的に断られる方が多いという精神的ストレス
- 1日何十件と営業をする肉体的ストレス
- ノルマを達成しないと詰められる精神的プレッシャー…etc
基本的に飛び込み営業の仕事自体が、営業の「きつい」を凝縮した仕事なので、ストレスが精神的にも蓄積し、メンタルを消耗していきます。
僕は、特に初対面の人と話したり、ノルマと闘わなければならない精神的なストレスがかなりストレスになっています。
これだけ大変な仕事なのに、努力をしてもノルマが未達だと、それまでの過程関係なしに問答無用で詰められるという点も、メンタルを消耗する要因です。
これだけキツイ仕事を頑張っているのに、ノルマを常に求められると、空しい気持ちにもなってきますし、確実に精神を病みます(実体験)
②飛び込み営業をさせてる会社は社員の離職率が高い
2つ目は飛び込み営業をさせている会社ほ社員の離職率が高いからです。
多くの場合、離職率が高い仕事は当然仕事がきつくて辞めていく人が多いです。
つまり、
離職率が高い=社員の満足度が低く、辞めたくなる会社
となります。そのような社員の満足度の低い会社にいては、そもそもメンタル的に不安定になる場合が多いですし、
そもそもそのような会社は社員を使い捨ての駒の様に扱っていることが多々あります。
誰だって使い捨ての駒のように組織から扱われれば、メンタルや精神を病むのは当たり前です。
僕の会社の場合、中途採用の方の場合はその傾向が強く半数が半年~2年で離職していきますし、営業部の人の入れ替わりはかなり激しい会社です。
③多くの場合、営業マンの教育なんて元からないから
3つ目は、飛び込み営業の場合、営業マンにそもそもまともな教育がされていない場合が多いです。
飛び込み営業自体が座学や研修で学べることが少なく、現場でOJTをしながら覚えていく方が効率的な仕事です。
ですから、研修などは最初の1週間くらいで終わって、即現場なんてパターンも多いのです。
現場に行ったら行ったで、数日上司や先輩に帯同してすぐに一人で営業というケースも少なくないです。(特に中途採用の方の場合)
そのようなろくに教育や営業の仕方を学べていない状況だと、中々上手く仕事は上手くいきませんし、上手くいかないと上司からの詰めが待っているので、どんどんメンタルを病んでいきます。
まるで、畑に種と少しの肥料だけまいて、収穫を待つというスタンス(収穫できる作物は少数)なので、多くの人は仕事の難しさに心が折られていってしまいますし、確実に自己肯定感が下がります。
そして、管理職になるような飛び込み営業で生き残れる人は大して教育をされいなくても結果を出せたごく少数の人ばかりなので、余計に部下に教育ができないという悪循環を生み出しています。
飛び込み営業はメンタルを間違いなく病むから、無理するな!
ここまで、飛び込み営業においてメンタルは絶対消耗するよね、というお話とメンタル対策について考えてきましたが、
飛び込み営業は確実にメンタルを病む仕事です(うつ病などの病気になるかは別にして)そして、その分離職率の高いきつい仕事です。
ですから、あなたが飛び込み営業でメンタルがきつくて辞めたくなったり、逃げたくなることは当たり前の事です。
そんな時は決して無理せず、仕事から逃げ出すようにしてください。
僕も今の職場で隣の部署の人がうつ病になったり、同期が会社に来れなくなり辞めてしまった例をいくつか見てきました。
飛び込み営業で無理をすると確実にメンタルが壊れます。
しつこいようですが、あなたも決して無理をしないようにしてください。
逆に今、そんなキツイ飛び込み営業を頑張っているあなたはめちゃくちゃ凄いです!
でももし「限界だ…」と感じてしまったり、とにかく[もう無理だ…」と思ったら逃げて下さい。