パワハラ上司ってムカつきますよね。
正直ぶち切れたくなるくらい頭にくる事はないでしょうか?
僕も新卒から4年間パワハラ被害者でしたので、その苦しみやもどかしさはよく分かります。
しかし、実体験から意外とパワハラ上司にキレるのは有効だと僕は考えています。
この記事では、なぜパワハラ上司にブチ切れて仕返しするのは意外と有効なのかについて考えていきたいと思います。
目次
パワハラ上司にブチ切れるのは有効だ
①意思表示ができるから
1つ目の理由は拒否の意思表示ができるからです。
パワハラ上司は、あなたがパワハラを受け入れてくれることに甘えて酷い仕打ちをしてきます。
しかし、これがいかにも怖い人やヤンキーだったらどうでしょうか?
あなたのパワハラ上司も尻尾を丸めて大人しくするはずです。つまりパワハラ上司も人を選んでパワハラをしているという事。
ですが、あなたが優し過ぎるあまり上司のパワハラを受け続けているため、
「こいつはこんな事を言っても良いんだ」
とパワハラ上司が勘違いし、ますますエスカレートします。
ですから、パワハラ上司の勘違いを正すためにもブチ切れて拒否の意思を示す事は効果的なのです。
②そもそも反撃されるなんて思ってない
2つ目は相手はそもそもあなたに反撃されるなんて思っていないからです。
先述のおとり、パワハラ上司はあなたにパワハラを拒否されるとは思っていませんし、その上反撃してくるなんて全くの想定外です。
なぜなら、あなたのことをパワハラ上司は自分より弱い存在だと考えているからです。
しかし、そんな自分より弱い存在だと思っていたあなたに反撃されれば、パワハラ上司は動揺してしまいます。
もちろん、あなたが反撃をすればその反撃を食らう可能性もありますが、一度反撃をする事でパワハラ上司は、あなたの事を「反撃してくる面倒な相手」と捉え、パワハラをしなくなる可能性が高くなります。
そのため、ブチ切れてパワハラ上司に反撃する事は効果的です。
パワハラはいじめと同じ
ここまでパワハラ上司に対して、なぜブチ切れるのが有効かお伝えしてきました。
そして、あなたも既にお気づきのようにはっきり言って、パワハラ上司の精神レベルは、非常に低レベルです。
なぜなら、結局は人を選んでパワハラをしているから。彼らは絶対自分より強い人間にはパワハラなんてしません。
ですから、パワハラ上司の本質は、
弱い物イジメをする子供と本質は変わりません。
絶対的に弱い存在である部下に対して、傍若無人に触れ回り、立場の上の時しかそんな事はできない最低な行為です。
ですから、仕返しとしてキレ返すなどの反撃に出なければなりません。
いじめっ子は反撃してこないと思った弱い者を執拗にいじめます。その為、反撃は必要なのです。
もちろん、反撃なんかしなくても大人の対応で耐える事が可能なら問題ないのでしょうが、あなたも我慢も限界のはず。
もし耐えられないなら一発反撃に出ましょう。
キレるなんてできないあなたに
しかし、そうは言っても職場でパワハラ上司相手にキレるのはちょっと怖いですよね。
誰もが強気で喧嘩腰になれる訳ではありませんし、なによりキレた後が面倒そうです。
そんな時には、僕の経験上、
- その場から立ち去って反抗をする
- 語気を強めて話したり、返事をする
この2つが有効だと感じています。
前者については、言葉など使わずに「パワハラをするあなたには従えない」と上司がパワハラをしている際に席を外してしまうのが良いです。
特に、上司の席に呼ばれてパワハラ説教をされている時に席を立ち、自分のデスクに戻るのはかなり有効です。
(ちなみに中途採用で入社してきた先輩が入社してすぐにこの行動に出たため、以降その先輩はパワハラを受けなくなりました。)
後者については、相手を威圧できるので抵抗している事を相手に伝わらさせ反撃できます。この点については下記の記事で詳しく書いています。
もちろん、今あげた2つの方法は、自分に非がなく、上司が理不尽なパワハラをしている時に使いましょう。
そうでないと、あなたが ”ただの言う事を聞かない部下” になってしまいます。この点だけ注意が必要です。
指導とパワハラの区別には気をつけましょうね。
キレることは時にリスクともなる
これまで、なぜパワハラ上司にキレることが有効なのか考えてきました。
しかし、上司に反抗をすると言うことは、あなたにに非がなくても逆にあなたが追い込まれてしまう可能性があります。(特に上下関係が厳しかったりブラック気質な会社)
もし、あなたがそのようなリスクを避けたいのであれば、パワハラが横行するような会社から転職してしまう方が良いです。
なぜならパワハラを良しとする社風の企業と言うことはこれからも恐らくパワハラがなくなることはない、社風が変わるとしても長い時間がかかるからです。
ですから、あなた自身が潰れてしまう前にも、そんな会社は辞めてしまう方が吉です。
ちなみに僕は転職し、パワハラが0の会社に転職しました。
新卒で入社した建設・不動産系の会社で入社して以来4年間パワハラを受けていたのですが、転職後は非常に良い環境でお仕事ができており、入社以来パワハラをされたことがない・社内でも見たことがないため、精神的にとても楽に過ごせています。
またパワハラ上司の顔色を窺わずに済むため仕事だけに集中でき、仕事のやりやすさも段違いです。
むしろ、あの苦しい思いをし続けた4年間はなんだったんだろうと感じることすらあります。
結局、パワハラを解決したいのであれば異動や転職で環境を変えてしまうのが、有効だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パワハラ上司にキレるのが有効な理由
- パワハラに対する拒否の意思表示ができるから
- パワハラに対して反撃されると思っていないから動揺を誘えるから
- ただし、状況や社風によってはパワハラ上司ではなくあなたが追い込まれる可能性もある
でした。
パワハラ上司に負けない様頑張りましょう!